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2011年度 : 広島県支部総会報告

日時:2012年2月18日(土)17:00~20:00
場所:ホテル広島ガーデンパレス
出席人数:48名

 広島県支部の年度総会・懇親会は例年の2月の第3土曜日に開いています。
 参加者は事前申し込みで50人を超えるかと思われましたが、結局は例年とほぼ同じ46人となりました。ただ、今年は学院の岩谷英昭常務理事と山口県の佐伯大三支部長がゲスト参加され賑やかな総会となりました。
 冒頭、故人とこの1年間で亡くなられた桑本昌和さん(1983年法学部卒業)と古井英邦さん(1972年商学部卒業)のご冥福を祈り、『黙祷』と『讃美歌斉唱』を行いました。
 総会では、県支部長がゲストや支部幹事の紹介、事業報告、新年度提案を行い、この中で会員数が昨年の480人から507人になったことを伝えました。
 これは県内5つのブロック長がそれぞれ交流会を催すなど、地道に会員の掘り起こしを行なった成果だと思われます。
 一方で、年間事業の1つとした『会社手帳』の制作は、次年度へ先送りすることとしました。『会社手帳』は支部会員が経営、あるいは所属または所属した企業の紹介一覧です。会員相互のビジネスチャンス拡大の他、県内に就職先を求める学生と後輩を社員に迎えたいとする企業の双方にメリットのある情報誌となることが期待されているものです。
 総会はこの後、国近冷子(‘72年英文卒)総務・財務委員長が会計報告、平井泉(‘80年英文卒)監査委員長の監査報告に続き、山﨑莞爾(‘65年経済卒)中国四国ブロック長が活動報告を行なって終了しました。
 総会後、岩谷常務理事が来年の明治学院創立150周年に向けてのプロジェクトを紹介、改めて建学の精神に理解を求め支部会員の協力を要請されました。

 『懇親会』は、共に‘09年卒業で硬式野球部OBの中里亮太さん(大社)と間苧谷直史さん(大法)の2人が声高らかに「明学広島・乾杯!」と発声、全員で杯を上げてスタートを飾りました。広島県支部では“最も若い参加者”が乾杯の音頭をとることになっています。
 歓談の中で“サプライズ”として『藤村直筆の校歌』とされる大型の色紙が、副支部長と備後・尾三ブロック長を兼務している阿曽恒夫さん(‘61年経済卒)と三宅孝一さん(‘72年経済卒)から披露されました。これは東京在住の友人が三宅さんに贈ったものだそうで、創立150周年を前に大変貴重な発見と参加者一同高い関心を集めました。
 後日、岩谷常務理事が詳細な調査をしたところ、大変精巧にできたレプリカでそれ自体相当価値のあるものと分かりました。
 サプライズの後の国近さんによる『お楽しみクイズ』では、会員から寄せられた賞品が次々と正解者の手に渡されて行くなど、再会あり初対面ありの3時間、20代から70代までが食べて飲んで話して笑ってと大いに盛り上がった総会・懇親会となりました。
 最後には誰という事も無く会場いっぱいの大きな輪ができ『藤村自筆の校歌』を美ながらの校歌斉唱となりました。
 閉会は、恒例となっている“最年長参加者”による『一本締め』、今年は梁川忠孝さん(‘66年商学卒)の元気な〆で閉会しました。
 司会は副支部長の坪井真喜さん(‘80年法学卒)が2年続いて担当しました。

 梁川忠孝さんが経営する純音楽茶房「ムシカ(戦後の広島復興を文化面から支えた全国的にも知られている店)」を借り切っての二次会、20人近くが参加して夜更けまで盛り上がり午後11時過ぎに解散しました。
記 牧野睦夫


≪2011年度総会参加者の集合写真≫


≪(左から)間苧谷直史さんと中里亮太さんが乾杯の音頭≫


≪「藤村自筆」とされる校歌の額を紹介する(左から)三宅孝一さんと阿曽恒夫さん≫


≪二次会は「ムシカ」で。中央笑顔が梁川忠孝さん≫