ホテル白金会 2012.8.31
スカイツリーの完成で、一躍人気スポットとなった東京・錦糸町。
その錦糸町駅からほど近い東武ホテルレバント東京において、ホテル白金会が開催されました。今年で21回目を数える歴史あるホテル白金会には、大学側から鵜殿博喜学長をはじめ、原田勝広キャリアセンター長、新井典子校友センター長などが顔を揃えました。生憎の所用で安田会長は欠席したものの、大学同窓会からは小玉澄枝副会長、竹之内豊副会長ら4名が出席しました。
この会の特徴は、単に同窓生が集まって懇親を深める場ではないこと。
懇親会の前には、ホテルの施設見学会や東武ホテルレバント東京の総支配人・堀川順弘氏による「東武ホテルレバント東京のスカイツリー営業戦略」といった講演が行われ、業界関係者の情報交換や勉強の場になっています。それだけに、ホテル関係者だけでなく、広くサービス業界や物販業界に勤務する同窓生が楽しみにする年中行事になっています。
また、ホテル業やサービス業への就職を希望する学生が参加することも特色の一つです。今年の参加者110余名のうち、約半数近くを現役学生が占めたことでもその人気ぶりがうかがえます。懇親会の席上で先輩を捉まえ、業界の話を聞く学生や売り込みをする学生の姿も目立ちました。中には、その場で内定を取り付ける“猛者”も。
大学同窓会には、数多くの職域同窓会はありますが、学生がこれだけ多く出席するのはこのホテル白金会だけです。在校生のキャリアアップ、就職支援という観点から、ぜひ他の職域同窓会でも、このホテル白金会の取り組みを見習ってほしいと感じました。
(橋本記)