落語研究会45周年記念パーティー 2012.5.27
賑やかな出囃子に促されて一歩会場に足を踏み入れると、そこはまさに寄席の世界。正面には緋毛氈に金屏風の舞台がしつらえられ、背後には春風亭正朝師匠と橘家仲蔵師匠の後ろ幕が壁一面に飾られていました。いかにも高名な落語家を数多く輩出している、明学大落語研究会の45周年記念パーティーにふさわしい空気が会場を包み込んでいました。
式典は一部と二部に分かれ、一部は型通りの挨拶、乾杯。二部では懐かしい映像で振り返る落研の歴史や現役学生の漫才、落研で結ばれたご夫婦の紹介、ビンゴ大会などが春風亭正朝師匠(1975年卒)の巧みな司会で進行。師匠の軽妙なトークで、会場には笑いの渦が絶えませんでした。
この日の式典には、大学同窓会から安田会長、小玉副会長、井上交流会委員長、橋本事務局長が出席。記念品贈呈のコーナーで、安田会長、小玉副会長から落語研究会に大学同窓会旗の贈呈が行われました。
今でこそ部員数30名を超える落語研究会ですが、会の存亡が危ぶまれた時期もあったとか。その危機を乗り越え、晴れて45周年を迎えられたことは、大先輩諸兄らにとってなんともうれしいこの日のパーティーだったようです。最後は全員で校歌を斉唱し、50周年での再開を約束して式典の幕を閉じました。
(橋本記)