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明治学院大学ヘボン塾校友講座懇親会

日時   12月4日(土)
場所   西新橋 寿限無
出席   14名

 昨年に引き続き、今年も10月2日(土)から始まったヘボン塾校友講座で、すっかり顔なじみの仲好しクラスメートになった数人が、懇親会を開こうということになりました。講座をあと1回残すところで、佐伯栄昭、佐藤幸雄両氏の取り計らいで、寿限無という「飲み喰い家」に14名が集まりました。因みにここの店長、菅野義光氏も1951年度の明学出身者で、同窓のよしみで十二分なるサービスをしてくださいました。
 ヘボン、島崎藤村、賀川豊彦と近代日本に大いなる貢献をした三大偉人を、後輩として学ぶことができる幸せをかみしめつつ、14人全員が自己紹介などをして、ほろ酔い気分になったところで、星野正義氏のウクレレにのって、歌う人もでてきました。学生時代によく聴いた「小さな竹の橋の上で」や「すずかけの道」、そして「釜山港へ帰れ」など、懐かしい歌々を耳にしながら、1974年度生から1951年度生、即ち23年も年の離れた人がそれぞれの思いで語り合いました。
 昨年の中島耕二講師のヘボン講座の宿題で、明学にもぜひ医学部をつくるべきだ、と大胆に提言したという人、賀川豊彦牧師から直接学資をだしてもらったおかげで明治学院に入学できたという人、馬篭の藤村記念館や大磯の藤村旧居を訪ねたという人、松沢や本所の賀川記念館を見学したという人もいて、大いに沸き立ちました。
 2時間があっという間に過ぎました。讃美歌まで歌って、最後は、なんといってもやっぱり明治学院の校歌です。高らかに「ひとの世の~」を合唱しながら、あちこちに飛び散った種が少しずつでも芽を出し、実って、明治学院を支えていく豊かな力になればと、それぞれが心の中で祈りました。(新倉勢子 記)