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2010年12月16日

2010年度 : 山形県支部総会報告

日時:2010年11月2日(火)~3日(水)
場所:月岡ホテル
出席者:11名

 燃え立つ見事な紅葉が、その中庭に見られる「山形県上山月岡ホテル」(経営者は堺健一郎氏で県副支部長・本学昭和48年大経卒)にて、今年の支部総会が始まりました。本部からは星会長に、東北ブロックからは渋佐ブロック長に参加して頂きました。
 総会に入り、齋藤支部長から支部創設者丹野前支部長から引き継いだ後の10年間をふりかえられました。特に「横浜のヘボン先生ゆかりの地」(支部創立10周年事業)また「島崎藤村先生生誕の地・長野」(同15周年)を支部会員とともに訪ねた思い出を懐かしく話されました。6年間の東北支部ブロック長の職責も含めた仕事を見事に全うされました。衷心より感謝申し上げます。
 総会の総意として、次期山形県支部長には筒井重好現副支部長(昭和36年大社卒)が就任することが決定されました。
 続いて、和やかな雰囲気の懇親会に入り、星会長からは「2013年はヘボン塾開始150年の節目」に当たる。また日本社会には近い将来急激な少子化の波が襲ってくる。その時、明学の存続の問題が浮上するだろう。卒業生として母校のために何ができるかが、今問われている旨を情熱的に語られた。
 本学の先輩に佐々木邦というユーモア作家がいる。彼の著書の中に「わたしは明治学院で学んだことを誇りに思っている。…明治学院を出たものは明治学院を出たればこそ各自今日がある。」という一節がある。我々明学人は“急変する時代の流れの中で、危機を迎える母校”を救う義務がある。そのような重大事を感じた2日間であった。
文責 昭和45年大英卒 幹事 井上博