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2019年度 埼玉川越支部総会

日時:2019年6月9日(日)
会場:川越第一ホテル
出席者:19名
講話「幕末の川越藩」川越学舎 元会長 相川 正俊 氏

松平大和家は、江戸中期(1767年)から幕末(1866年)までの川越藩主であり、徳川家康の次男、秀康の五男 直基を始祖とする御家門の格式高い家柄である。

大和家は、232年間で12回も転封し、「引っ越し大名」と揶揄されていた。

大和家は、相模国にも1万5千石の領地をもっており、その半分ちかくが海岸線に面していた為、幕府より警備を命ぜられていた。

19世紀に入り、日本の沿岸に異国船の出没が頻繁になり、幕府は関係する各藩に江戸湾警備を命じた。相州側を川越藩と浦賀奉行、房総側を忍藩が江戸湾の警備を担当した。川越藩は横須賀に陣屋を構え、500名を越える藩士を詰め、藩主斉典が指揮をとった。1853年ペリー来航の時、川越藩は彦根藩、会津藩、忍藩と共に警備をしていた(講話一部)

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