兵庫県支部

日時：2011年6月25日（土）１４：００～１７：３０
会場：賀川豊彦記念館
出席者：27名

　今回は明治学院の同窓生であられました、賀川豊彦記念館で開催いたしました。昨年度より当会館を兵庫県支部が拠点として活動させていただけることになりました。当官庁である豊彦氏のお孫様にあたられる賀川督(とし)明(あき)氏話し合いの上、協力して明治学院と賀川豊彦先生の名前を広めましょうとの事で、おつき合いが始まりました。総会の挨拶で賀川館長よりいろいろと明治学院とのつながりをお話していただきました。賀川先生の“志”を引き継ぎ地域福祉に努め、共に生きる社会を作る為に建てられた会館のチャペルの十字架の前での総会は意義深いものでした。
　議事に移り、150周年記念募金の件は支部として協力するという意向で、募金に力を入れることになりました。質疑応答のところで、支部規約に対する提案がありまして、支部規約第15条の「自由参加」の文言を一部追加する。『自由参加を原則とする」→「自由参加を原則とするも積極的な参加努力をする』に訂正。全員承認の上、次年度より変更するものとする。
　二部の懇親会は、チャペルの脇にあります「天国屋(てんごくや)カフェ」で行われました。この「天国屋カフェ」は、賀川豊彦先生が今から100年前の1910年にこの地に開いた「一膳飯天国屋」を現代に引き継ごうと百年目の昨年2010年に再開しました。賀川豊彦先生が貧しい人々の健康と栄養のために飯屋を始めた真心を引き継いだものです。お料理も隣保事業の一部分として、ボランティアの方々の御協力で作っていただきました。各々の方のお得意料理らしく、とっても美味しくお料理が沢山出まして、食べきれませんでした。
　アルフィーの1987年の明治学院でのライブＤＶＤをチャペルで上映いたしました…待ち時間には皆様懐かしい思いで見入っておられました。静かな心温まる場所で穏やかな手作りの総会が出来ました。「何十年も前から知り合いだったのかしらと思う程でした…」との感想でした。
　二次会は、同窓生の石古貴士(1985大商)の焼鳥屋「炭玄」で15名が備長炭の香につつまれました。
記　村山眞子